読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

motiyoのブログ

高知在住 大学にて研究に勤しむ、年間150本以上の映画を観て、年間150冊以上の本を読んで、年間100日くらいバイトして、1日の内の25%も寝てるバカ。

【27冊目】オゾンの不思議 毒と効用のすべて

f:id:m00tiy00:20161104165210j:image

 

どうも、オゾンには実験で毎回お世話になっているmotiyoです。

 

今回は、実験でオゾンを使用しているのでオゾンについて詳しく知りたいと思っていた時に見つけた1冊をご紹介します。

 

オゾンの不思議 毒と効用のすべて

伊藤泰朗

講談社

(値段はわかりませんでした・・・)

 

 

まず実験で使用するオゾンですが、基板の洗浄に使用しています。このオゾンがあることで基板に付着している有機物などのごみを除去できるわけです。

 

ICやLSIなどに使用されている基板の洗浄もオゾンが使用されています。

集積回路では小さなごみによって性能が阻害される可能性もあるために、念入りに洗浄されるわけです。

 

そもそもなぜオゾンがそのような使用方法をされるかというと、オゾンの酸化力にあります。(以下、本の内容に入ります)

 

この酸化力を用いて様々な洗浄処理に利用されています。どのような場所に利用されているかというと、飲み水や食品の保存、さらには医療や工業用品にまで利用されています。

 

まずは酸化力。酸化力最強はフッ素といわれる物質です。しかしこのフッ素は酸化した際に有害な物質をだすこともありあまり実用化には向いていません。

 

それに引き換えオゾンは、オゾン自体をうまく利用することで全く危険が伴わず利用が可能です。

 

オゾンは反応性が高く、すぐに酸素と酸素原子(細かくは違いますが)に分かれてしまいます。

 

酸素は大気中では全く危険ではないため、フッ素よりも利用価値が大きいのです。

 

O3 → O2 + O 

 

こんな感じの反応式になります。詳しくは本にも書いてあります。

 

さらにこの本ではオゾンホールとは何かなど、オゾンについて全く知らない人でも理解できるように身近なテーマを数多く扱っています。

 

少しだけ紹介すると、水族館の水質管理です。

水族館では魚の排出物により水槽が汚れ水質が低下してしまいます。そのために、水を入れ替えるのではなくオゾンを用いた洗浄を行っています。

 

水を入れ替えることでも水質の管理をすることは可能ですが、実際問題お金がかかってしまます。そこでオゾンを利用しているそうです。

 

 

他にももやしの成長促進(笑)

 

どうやらもやしの成長雰囲気化にオゾンを適量混ぜることで成長が進むそうです。

 

近年注目されている利用方法はやはり医療分野での使用です。

これは実用段階に至っているケースとそうでないケースに分かれますがかなりオゾンの優位性が証明されているそうです。

そのうち一家に一台オゾン発生装置が必要になるくらい様々なものに利用されています。

 

本書にはここでは伝えきれないほどのオゾンに関する情報が載っています。ぜひ読んでみてください。

 

オゾンを身近に利用されるかたは危険性や取り扱い方についても書かれていますのでお勧めです。