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motiyoのブログ

高知在住 大学にて研究に勤しむ、年間150本以上の映画を観て、年間150冊以上の本を読んで、年間100日くらいバイトして、1日の内の25%も寝てるバカ。

【22冊目】院生・ポスドクのための研究人生サバイバルガイド

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どうも、最近研究に明け暮れることで充実感を得ているmotiyoです。

 

今回は大学の図書館の、ブルーバックスが並ぶ本棚で見つけたこちら。

 

院生・ポスドクのための研究人生サバイバルガイド

菊地俊郎

講談社

(820円+税)

 

この本は近年の社会問題でもあるポスドク。大学の4年間を学士過程、大学院に進学する2年間を修士課程、さらにその上の3年間を博士課程、そしてポスドクへ。

って流れが研究者(企業研究者は除く)が歩む道です。その後は、企業に行ったり、教授になって大学に残ったり、人それぞれ。

 

ちなみに、私は修士課程をとって企業に勤めようと思っています。では、なぜこの本を読んだかというと、学会などに行くと、たくさんいてるんです。博士号をとろうとしている人やポスドクの方が。

そして、そういった人がどんな将来を歩んでいくのかに興味があったからです。

 

読んでみて思ったのは、研究に楽しさを見出せない人は向いてないです。お金儲けしたいのなら、研究職を極めるのはお勧めできないですね。それなら、金融とか起業とかしていた方が、確率的にお金儲けができそうです。

 

研究って基礎をみっちり理解した人の、独創的な発想から大発見が生まれてくるものだと思っています。私利私欲があると続かない世界ですわ・・・

 

本にも書いてありましたが、何よりも大切なのが研究資金の確保。これがなかなか難しいみたいです。

少し話がずれますがこの間、企業で研究職をされている方の公演にでました。そこで大学での研究と、企業の研究の違いを教えていただきました。

それは、お金になるかならないか。

企業では、何を研究するかを決める段階で、うっすらとお金の計算等もするそうです。(詳しくは内緒だそうです)

 

考えてみれば当然ですが、お金にならない研究に資金を出すほど、企業もバカではないですよね。大学では、何でもいいから、お金にならなくてもいいからある一点を目指して研究するそうです。

 

人それぞれ考え方はあると思いますが、これを聞いてすごく納得した記憶があります。話を戻すと、研究資金ですよ・・・

ポスドク(大学)にお金を出すのってやっぱり国なんですよ。もちろん企業とのコラボで資金を提供していただくこともあります。

 

でもやはり国からのお金が大切。これをいかに捻出するか、そしてポスドクのその後の歩み方や、力の入れ方(研究分野に対する)など大学院博士課程以上を目指す方はぜひとも一読しておくべき一冊ではないでしょうか。

読んだ感想としては、ちょっと先のことすぎてイメージしずらかった。

博士以上を考えていない方はスルーしてもいいかもしれません。もちろん大学の目カニ済みや興味のある方は一読してみてください。